魚眼はいいかもしれないという話 SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM
魚眼って難しい
カメラをお持ちでない人も魚眼という言葉には馴染みがあると思われます。
魚が水面下から見るであろう景色というところから命名されていると聞いた。
魚眼といえば?
あの画角、そしてディストーション。癖の塊と言わんばかりのもりもりレンズです。
定義は「対角線画角が180度以上の画角を有すること」
180度って相当ですよ相当。
広く写るって難しいんですよ。本当に。
要素が増える。見せたい何かがわからなくなっていく。
色々種類はありますが、今回はAPS-C用の円周魚眼を紹介したいと思います。
SIGMA 4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM
スペックがすごいことになっています。
4.5mm?4.5cmかな??
購入したのはFマウント用。
もっぱらD500につけて使うことを想定して買いました。
こんな安くていいのか?と思って買いました。
実は僕にとってファーストSIGMAレンズでもあります。
かなり質感が高い。驚きました。
ファインダーも中もしっかり丸い(当たり前だが)
円周魚眼の威力が凄まじいです。
作例
近くのものに寄って撮ると面白いなと思いました。
自分の脚や指が写ってしまう。
そういった難しさ以前に、何を撮っていいのか?
とても行き詰まります。
やはり広角+ビル群は鉄板。外せません。
全体的に明瞭度を上げてシャープネスでコッテリとした色味に持っていく方が見栄えはよかったです。
シャドウを上げていくとレンズの内側でしょうか?が円を囲むように出てくるのでしっかりと締めておきます。
描写もレンズの特性や価格を考えると良いのではないかと思います。
ガラスの反射だったりとか、意外と難しいようなシーンでも結構ついてきます。
古いけどがんばりますね。
やはりこの手のレンズ(どのレンズでもある程度当てはまるとは思うが)は、視線を変えてやることがすごく大事だと思います。
下から煽るような、上から見下げるような。極端で大胆な構図は相性がいいです。
色々詰め込むカオスで構成するもよし、いつも以上の引き算意識でクリーンに行ってもよし。ラーメンと変わらんなぁ〜なと。
そういえばこのレンズでラーメンを撮ってない。いかん。撮らなくては。
終わりに
高級スマホ機の普及に伴い、普及してきた広角・超広角・魚眼。随分と見慣れるようにもなってきました。
ただそれでも一眼レフやミラーレス一眼の方でしかできない表現もあると思います。
そんなところをついていける絵作りをしていきたいところです。
皆さんも低価格なお手頃魚眼レンズ。ぜひ楽しまれてみてください。
目的を持たない撮影を<江ノ島&大山>
Where to go??
みなさん撮影に出かける際、どこに行こうか決めていきますか?
どんなジャンルであれ、大体どこら辺に行こうかとか決めると思うんですよね。
最近は自然と触れ合うために撮影地を決めることが多いです。
珍しく写真の打率や撮れ高を求めない撮影というか。
撮影よりも体験重視的な。
そんな撮影だからこそ持ってく機材や格好に迷う。
個人的には面白い体験ができたのでブログを更新してみます。
体験を楽しむ-江ノ島編-
平日の江ノ島なんていうのはもう誰もいないわけで、本当に散歩するのに最適なんですよね。何かするわけでもなく、海を見ながらシャッターを切る。
一緒にいる人とのんびり楽しめるいいところです。
江ノ島では初めての120フィルムデビュー!
結果は散々で、Semi Princeは使い方を間違えたのかほぼ全滅。
Bronica S2は一部未露光という謎!
フォロワー様から1/1000とXの間で撮るとそうなる、と教わりまして、次回から意識してみようと思っています。
カメラカメラしてないフォトウォークも楽しいな〜と思った日でした。
自然に連れ込むー大山編ー
普段登山なんてしない人を、大山に連れていくことに。
ケーブルカーを使って阿夫利神社の下社まで。
そこから見晴台まで片道30分程度のスローペース登山。
久しぶりの山で交わす「こんにちは」、文学的なことは心底似合わないし苦手だが、素直に日本語が美しいと思えます。
見晴台では山頂から下山してきたと思われるグループが暖をとっていました。
情報交換もしつつ、当日の状況から山頂登頂は断念。リベンジの余地を残しておきました。
写真が目的ではないっていうのは非常に新鮮です。
時間を楽しみつつ、余裕があれば写真を撮る。
こんな楽しみ方がすごく僕にはあってる気がして。
もちろん装備ガッチガッチも楽しいですが😊
旅の記録。そんなカメラの使い方は久しぶりでしたが、本当に楽しい。
個人的にはベルトシステムとか、すぐにシステムを取り出せるような感じのを構築したいな〜とこの二日間で特に感じました。
そういう製品を模索すると結構それだけで10万近くいきそうなんですよね。
必要な物を細々と買っていければいいかなとは思います。
今後Zとかも余裕があれば手を出しつつ、システム自体の軽量化も有効かな?と
それでYOUはどこへ行く?
カメラを趣味にすればするほど、カメラ優先なライフがあるのは当たり前かもしれない。
もし今の写活にマンネリ化を感じているのであれば、カメラ全部置いていくような勢いで、アクセサリーだと思って一台だけ持ち歩く。そんなやり方も試されてみてください。
大事なのは撮ろうと思わないこと。撮りたいと思うまで待ってみること。
撮れなくても悔しがらないこと。
結果主義の撮影の休憩にゆるい撮影を是非とも検討してみてください。
今の所の機材について
防湿庫などの高級品は持ち合わせていないため、比較的お部屋がカメラで汚くなることが多い。
いきなりどんな始まり方だよって思うじゃないですか?
僕も思います。
なんか機材リストを作りたくなったので作ってみたのでその分析と感想をとでも思って書いてます。
所有機材のリスト
こうやってみると随分とひよっこ!!
やはり金策が難しく、どうしても思い通りな機材を並べることはできないけど、不満はないかな〜?程度には揃っていていいかな〜とは思っています。
分析してみる
まずはボディから!
ボディは意外とプラカメ多めでやはり機械式が大好きみたい。
特に珍しいカメラは無く、無難な感じだと思います!
F-〇〇1シリーズはなんか揃えてみたくなってしまいますよね〜
ナンバリングすることでそういった効果が生まれてるのは他機種同様ですかね。
Nikonの機種しか触ったことがなかった僕に味変を与えてくれたCanon機達も今後紹介したいですね〜
作りも良くてシャッターフィールが結構好みでした。
オリンパスの35は完全にノリで買ったのですがかなりのお気に入り。加算式フィルムカウンターの使いにくさと巻き上げが後半につれてかなり重くなることを除けば、常用したいカメラ。
ブロニカはまだフィルムすら通してない!
次にレンズ!!
当たり前のようにFマウントのニッコールが多いんですが、中でも標準ズーム多すぎる,,,
35-70なんかなんでっていうぐらい笑
やっぱり値段的にも買いやすいし、なんだかんだ使うから手が伸びてしまうみたい。
広角が圧倒的に不足してるかな〜ってのがよくわかった。
28mmかなんかは貸し出し中なのかな?覚えてないや^^;
フィルムでの広角選びが難しいかなって感じはするから、今後はそこら辺攻めたい!
以上!
脱135フィルム!Hello 120フィルム!
中判という魔法の響き
僕がメカ好きというのはしつこいほどこのブログで書きました。
コンパクトな造形や機構に惹かれると同時に、デカくて厳つくてすごいやつってかっこよくないですか?
僕が中判という言葉を初めて知ったのは中学1年の時です。
中判デジとかいう単語を聞いて、フルサイズですら憧れなのにそれよりでかいのが!すげぇ!と。
その時は動体撮影ラブ、お花や風景をゆるーく撮っていたのであんま関係ないな〜と考えていたのですが、フィルムを初めてみるとちょっとづつ近づいてくるんですよね。
そして年月はすぎ、ついこの間Bronica S2をお迎えすることができました。
ファーストインプレッション
届いた、開けた。まず気付くのは圧倒的な質感の高さ。
それはそのはず、ハッセルブラッドと比べて安価だったとはいうものも、発売された1965年の大卒の初任給は23,000円、この75mmF2.8付きのS2ブラックはなんと110,500円です。初任給のだいたい5倍ということになりますね。今の感覚だと100万前後の商品に当たるのでしょうか?平成生まれにはわからない感覚です。
カメラ自体贅沢品というか庶民がヨイショと買える代物でもなく、その中でも高級な部類のブロニカ。製品としての質の高さが光ります。
危惧していた重さですが、個人的な感想としては非常に軽く持ち運びに困らないと感じました。しかしながらストラップが曲者ですね。細い・硬い・カメラが前転しやすい。
アダプターを予備で買ってストラップ自作or市販品の何かをつけるかもです。
そして運命の空シャッター!
「ジリリリリリ、ッガッシャ!、、、バッキャン!」
35mmでは味わえなかった衝撃がありました。
FPSっていう概念がないレトロなモニターって感じでしょうか?
めちゃんこ感動しました。
ブロニカの可能性
フィルムバック、レンズ、ファインダー。
これらが交換可能なことは事前に知っていました。
まずは手始めにファインダーを買い足してみようということで、TTL Exposure meterというものをヤフオクで購入。残念ながらダイアル部分のアダプター欠品でしたが見た目はグッドです!
この建築感に既視感が,,,フォトミックファインd(((
まぁそういうことです。
自分は頭マシマシの違法建築が大好きなのです!
Nikon愛の賜物でしょうか?
なぜバケペンでもハッセルでもRBでもないのか?金銭の面は少なからずありますが、間違いなくニッコールが使えるというところに惹かれているのです。
2021.10.27
虜になっちゃったって話 - Nikon F2 Photomic A
機械式の頂点という言葉
みなさんお気に入りのカメラはありますでしょうか?
まだ本格的にカメラを初めて日が浅いですが、僕がダントツに気に入っているカメラはNikon F2 Photomic Aというカメラです。
このカメラをネットで見つけた時、忘れらない衝撃がありました。
スペックなどに関しては十二分に情報が発信されていますのでここでは差し控えますが、数値上のスペックはもちろんのこと、耐久性や使用感などが非常に優れているカメラです。
なぜ僕は、アイレベルでもなく初期のPhotomicでもなくPhotomic SでもなくASでもなかったのか,,,
まず最初に目についたのがこのPhotomic Aということもありますが、洗練された軍艦部にがつりと取り付けられた無骨なファインダーに、本能的に反応してしまったんだと思います。もう少し言えばPhotomicだとAiレンズが使えない、Sだと少しアンバランスではないか(今となれば好物)、SBもしっくりこない、ASも違う,,,やっぱりAだな!となったのです。
大きな違いは前面部に革が貼ってあるかどうか?だったのかもしれません。
ボディと同じ革の方が今でもしっくりきます。そこに利便性ということも考えてのPhotomic Aでした。多分一番無難な選び方をしたんだと思います。
ここでFやF3は検討しなかったのか?F3はもっといいぞ〜!という人もいるでしょう。
しかし譲れないポイントが僕にはあったのです。
名機の精神を名機が受継ぐ。
これは当時のF2の広告の謳い文句の一つだったのですが、NikonF・F2は機械式、F3からは電子制御式シャッターで、F2はNikon最後の機械式カメラで、機械式の技術的頂点であることは明白でした。
機械式カメラの頂点に立てるカメラ
あーだこーだの言いましたが、結局この言葉に負けました。
気づいたらFやF3はアウトオブ眼中、ただひたすら自分のお小遣いで買えるF2を探し回ったのです。
一桁機ゆえのカスタマイズ性の良さ
このカメラは当時のプロも愛した高級機です。
交換式のスクリーン・ファインダー・モータードライブ・EEコントロールユニット・250フィルムバック、その他諸々。意味があるのかと問われると難しいようなかっこいいロマン溢れるアクセサリーばっかなのです。
かっこいいやん?っていうだけですが。
そこがめちゃくちゃ大事なんですよね。
当時プロが使ってたかも?しれない
そんなものを現代で使うのはとても気持ちが良いものです。
人生初めての自腹カメラがこれだった自分は相当センスがいいと自画自賛しております。残念ながらモータードライブはすぐ壊れてしまいましたが,,,いつか直しますいつか,,,
いやかっこいいよね?かっこいい!そういうこと!
プロっぽさを求めて買う機材も悪くないですね。
2021.10.26
今までのカメラライフ
自己紹介
こんにちは。数あるサイトの中から閲覧ありがとうございます。
ネット活動では主に「ほたまる」という名前を使って活動しています。
なぜ僕かこのブログを開設するに至ったか?
それ以前に、どのようにしてカメラを趣味にしてきたのか?
そんなことをこれから長々とお話しします。
幼い頃から今までのカメラライフ
生まれてまもない頃から祖父につきっきりで、その時からカメラという道具をみ時間に感じ、実際に使うこともありました。
初めて使った本格的なカメラはNIkonのAF付きフィルムカメラでした。俗にいうプラカメでした。どのモデルだったかは今となっては定かではないですが、ファインダーの角張からF-801だったのかなぁなんて思っています。
毎週のように都内の祖父母の家に遊びに行き、池袋・上野・皇居外苑、様々なところでカメラを使うようになりました。
コンビニでそいつを買ってもらってから、博物館などに遊びに行くことが僕に撮って至福な時間でした。幼い僕の手には十分な巻き上げのトルク感、僕を虜にしました。
すでにデジタルが普及し始めていた時代に生まれながら、幼い頃からフィルムで育ってきました。
しかし父からCasioのEX-Z700を譲り受けてから、少しの間フィルムとは別れを告げることになります。
時は少し流れて小学生に上がる頃、父が奮発してEos kiss x4を購入したので、それを普段から借りることにした僕は、どんどんとそのシャッターを切る楽しさに飲み込まれていきました。
また時は流れて3年生が終わる頃、人生の転機でもある海外渡航の話が舞い込んできました。そこで祖父からNikon D5100を譲りうけ、めでたいことに初めてのマイデジタル一眼レフカメラを手に入れたのでした。
暇さえあれば取説を読んで、使いこなそうとしていたことを鮮明に覚えています。
渡航先でみんなを撮ってあげると喜んでもらえる!ということに気づいた僕は、今までとは違った喜びを覚えたのです。
そして満期で日本に帰国して間も無く、私立小学校に6年生で転入したのですが、そこで写真部のような活動を始めました。感覚頼りだけではない、理論的で知的な写真への取り組みたが非常に刺激的でした。
そこで僕が出会ったのは機材沼でした,,,
沼との出会い:序編
小学校6年生にして一眼レフを与えられること自体幸せでしたが、それ以上に幼稚園の頃からデジタル機器を与えられていたのが功を成したのか、いろんな情報がすんなりと吸収できたのです。
Fマウントなる言葉を知り、調べると山のようなオールドレンズ。
もう指標はそこで定まったわけです。
バイトもしてない学生が、ホイホイ現行レンズを買えるわけもないので、安いという理由でかなり早い段階からそこに行きつきました。
そこであるひNikon F2を見つけるのです。
一目惚れでした。
沼との出会い:初めてのオールドレンズ
2018年の8月、一目惚れしてから時間は空きましたが、ついにF2PhotomicAを購入することができました。レンズはAi Zoom NIkkor 35-70 f3.3-4.5Sを同時に購入しました。また、望遠レンズが欲しかった僕はAi NIkkor 300mm f4.5も後日購入しました。ピントリングの気持ちよさ、想像よりも写るレンズ達。D5100につけて遊んだりと、オールドレンズの楽しさを体得していくのでした。
そしてNikon D500を購入しました。
この辺りから足を踏み外してしまったようです。
沼との出会い:止まらないジャンク漁り
オールドレンズは、メルカリやヤフオクなどはもちろん、中古カメラ屋さんなどでも探し続けました。いろんなレンズを買っていくわけですが、AI改造をはじめとする、レンズ分解というまた新たな世界に足を踏み入れることになってしまいました。
そして気づけばD5100で始まったNikonライフもF2を筆頭に、D500・NikomatFtn・F60・F90X・F Photomic・F-601QD・F-401QDと勢力を拡大しています。
ここ一年はNikonに拘らず、さまざまなメーカーのレンズを検討したり購入しています。
まだ僕は沼のルーキーなのです。
当ブログ開設について
長々と自分語りをしました。
生まれた時から機械的なものが大好きで、分解したり機械に触れることが大好きだった僕は、機械式カメラに留まらず、デジタルカメラも含めて製品としてカメラを愛するようになりました。
それゆえ自分の「写真」という大きな枠組みで捉えていた活動も、日々多様に変化していると感じることがあります。そんな変化に気づけるよう、このブログに書き記していければなと思いこのブログを開設しました。
今までの文を見ていただければわかる通り、文を書く才能や能力はゼロに等しいです。
テキトーにその時の気分をみんなに共有しつつ、メモできればいいなと思っていますので、よろしくお願いしますm(__)m
2021.10.25