脱135フィルム!Hello 120フィルム!
中判という魔法の響き
僕がメカ好きというのはしつこいほどこのブログで書きました。
コンパクトな造形や機構に惹かれると同時に、デカくて厳つくてすごいやつってかっこよくないですか?
僕が中判という言葉を初めて知ったのは中学1年の時です。
中判デジとかいう単語を聞いて、フルサイズですら憧れなのにそれよりでかいのが!すげぇ!と。
その時は動体撮影ラブ、お花や風景をゆるーく撮っていたのであんま関係ないな〜と考えていたのですが、フィルムを初めてみるとちょっとづつ近づいてくるんですよね。
そして年月はすぎ、ついこの間Bronica S2をお迎えすることができました。
ファーストインプレッション
届いた、開けた。まず気付くのは圧倒的な質感の高さ。
それはそのはず、ハッセルブラッドと比べて安価だったとはいうものも、発売された1965年の大卒の初任給は23,000円、この75mmF2.8付きのS2ブラックはなんと110,500円です。初任給のだいたい5倍ということになりますね。今の感覚だと100万前後の商品に当たるのでしょうか?平成生まれにはわからない感覚です。
カメラ自体贅沢品というか庶民がヨイショと買える代物でもなく、その中でも高級な部類のブロニカ。製品としての質の高さが光ります。
危惧していた重さですが、個人的な感想としては非常に軽く持ち運びに困らないと感じました。しかしながらストラップが曲者ですね。細い・硬い・カメラが前転しやすい。
アダプターを予備で買ってストラップ自作or市販品の何かをつけるかもです。
そして運命の空シャッター!
「ジリリリリリ、ッガッシャ!、、、バッキャン!」
35mmでは味わえなかった衝撃がありました。
FPSっていう概念がないレトロなモニターって感じでしょうか?
めちゃんこ感動しました。
ブロニカの可能性
フィルムバック、レンズ、ファインダー。
これらが交換可能なことは事前に知っていました。
まずは手始めにファインダーを買い足してみようということで、TTL Exposure meterというものをヤフオクで購入。残念ながらダイアル部分のアダプター欠品でしたが見た目はグッドです!
この建築感に既視感が,,,フォトミックファインd(((
まぁそういうことです。
自分は頭マシマシの違法建築が大好きなのです!
Nikon愛の賜物でしょうか?
なぜバケペンでもハッセルでもRBでもないのか?金銭の面は少なからずありますが、間違いなくニッコールが使えるというところに惹かれているのです。
2021.10.27